7月の懇親昼食会にタルソ・ジェンロ南大河州知事を迎えて開催 2012/07/13

7月の懇親昼食会にタルソ・ジェンロ南大河州知事を迎えて開催 2012/07/13
7月の懇親昼食会は、2012年7月13日正午から2時すぎまでチボリホテルに140人が参加して開催、タルソ・ジェンロ南大河州知事がテーマ「RS(Rio Grande do Sul)においての投資促進」について講演、司会は平田藤義事務局長が務めた。
初めに特別参加者紹介として、タルソ・ジェンロ南大河州知事、Mauro Knijnik同州開発投資促進局長、マルセロ・カルバーリョ・ロペス南部開発銀行(BADESUL)頭取、小林雅彦在サンパウロ日本国首席領事、南大河州投資プロモーションエージェンシーのインフラ・電力担当のマルコ・アウレリオ・フランセスキ取締役、同エージェンシーのマルシア・ヌーネス女史、投資プロモーション開発局のマリエラ・クレー事務局長、同局生産課のサンドラ・フェレイラ取締役、BADESUL銀行のカルロス・エンヒッケ・ホルン副頭取、同銀行のジョゼ・エルメット・ホフマン取締役、同銀行のアンジェロ・グイド・メネガッチ・アシスタント、文協のブラジル日本移民史料館の森口忠義イグナシオ運営委員長、三重県雇用経済部の岩田賢観光・国際局次長、田中保浩地域資源活用課主査、下川孝ブラジル三重県人会副会長が紹介された。
ジェンロ南大河州知事は、南大河州は全国でも最も高い寿命、低い失業率、高い教育、47万の家庭農業、強い組合、政治的には与党と強い繋がりがあり、道路インフラやエネルギーへの投資に対して社会経済開発銀行(BNDES)や世界銀行からクレジットを受けており、上下水道インフラでは民間からの投資を歓迎すると説明した。
同州への投資促進のためにRoom for Investorを設立しており、同州はメルコスールの中心地で地の利が非常によく、造船業などの新分野へのストラテジー開発、また伝統的に農畜産が盛んであり、医療分野への高い投資や高い高等教育の比率、豊富で優秀なマンパワーの確保が容易であり、優れたロジスティックや貿易額が非常に大きいリオ・グランデ港湾を抱えており、また高いイノベーション部門の投資などについて説明した。

南大河州のタルソ・ジェンロ州知事は、今年3月にインフラ投資並びに最先端テクノロジー企業の育成、環境ライセンスプロセスの簡素化などを導入する製造業に対する活性化プログラムを発表、製造業を活性化するために優遇税制や社会経済開発銀行(BNDES)による低金利のクレジットを導入して、同州の製造部門への投資や生産増加を図り、中小企業の競争力強化につなげる。

同プログラムの優遇税制では、履物セクターに対して州内で生産された消費財使用や雇用創出すれば、商品流通サービス税(ICMS)の税率を12%から3%の減税を適用、同プログラムは、サンタ・カタリーナ州並びにミナス州が採用しているプログラムと同様に、州内で生産された機械・装置の購入に対しても減税が適用され、また、州政府が育成に最も力を入れている最先端テクノロジー企業に対して、全ての州税の免除が適用されることなどを説明して講演を終了、近藤正樹会頭から記念プレートが贈呈された。
 
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上記写真も同ホームページからお借りしていますが、最後の記念写真にタルソ州知事が肩を組んで居るのは南伯日本商工会議所の副会頭をしておられる上野プロフィツトの上野 真美さんです。ブラジル倉敷紡績の上野社長、元ポルトアレグレ総領事館勤務のサンパウロ総領事館の小林主席領事等懐かしい顔が写っています。